【2022年4月〜成人年齢引き下げ】消費者トラブルに気をつけましょう!【同意書いる?いらない?】

いよいよ、今年(2022年)の4月に成人年齢が18歳に引き下げられます!

日々、未成年のお客様とのご契約時に親権者同意書を取得している美容業界にとって影響のある法改正です。

「同意書いらなくなるのね、手間が減るし、契約もスムーズになるしラッキー!」と手放しでは喜べません。

成人年齢の引き下げに伴い、成人になりたての若者の消費者トラブルが増加すると見込まれており、その対象サービスとして「エステティックサービス」や「美容医療」も政府からの注意喚起において挙げられています。


エステや美容はトラブルが多く危険、というイメージを払拭し、消費者により安全なサロンで良いサービスを受けていただくことが、業界の発展には欠かせません。

成人年齢の引き下げがサロンにとって、業界全体にとって良い機会となるよう、以下のポイントを参考にサロンのコンプライアンスチェックを改めて行い、多くの新成人の皆様に安心、安全なサロンを利用していただきましょう!


【 Point① 】広告表現に気をつけましょう!

薬機法、医師法、景品表示法など、美容に関する広告においては気をつけるポイントがあります。広告や店内ポップ、SNSの投稿内容など、改めて確認しましょう。


【 Point② 】口頭ではなく同意取得や契約を行いましょう!

特定継続的役務提供に伴う契約はもちろんですが、トラブルやクレームに繋がらないよう施術前の禁忌事項のお伝えや同意取得も確実に行いましょう!

電子契約書サービス「けいやくん」では販売する役務や商品ごとに同意書を発行できます。

また、書面発行時の同意事項もカスタマイズ可能です。

口頭での確認や同意ではなく、署名や同意取得履歴、書面発行履歴がしっかり残るサービスを利用すると安心です。


【 Point③ 】第三者機関への登録制度を活用しよう!

特定非営利活動法人日本エステティック機構「事業者登録制度」は登録料無料の業界唯一の第三者機関への登録制度です。

登録することで「法令遵守」「消費者保護」を宣言したサロンであることがしっかり第三者の認定をうけたうえで宣言することができます。

さらにステップアップしたサロン認証取得支援も行っています。

※エステティックサロン認証とは経済産業省の報告書に基づいた「認証基準」に沿って審査を行い、基準に見合っていると総合的に認められたサロンに対し認証を付与する制度です。

特定非営利活動法人日本エステティック機構「事業者登録制度」について


業界の発展、イメージアップがサロンの集客や求人に大きく影響します。

サロンズソリューションファミリーはこれからも健全なサロン経営を応援します!


※参考:政府広報オンライン 18歳、19歳、20歳の皆さん、ご用心!成人になると増える、こんな消費者トラブル~18歳から大人~

※法にまつわる相談は法律の専門家へ相談しましょう